学習と文化

毎年やってくる受験シーズン。

今年もすでに推薦入試は始まっていて、早い人は結果を手にしていることだろう。
社会人になるまでに身に付けておくべきことのひとつが学習と教養だと思うけど、果たして私たちはそれを身に付けて社会へ出てきたのだろうか。

ひところ「バカの壁」なる書籍がブレークしていたが、まさしく現代はやったもの勝ちの知性もモラルもない社会へと突き進んでいるのではないだろうか。

政治もビジネスも教育も地域社会も家庭も、巷には知性や教養のかけらもない話があふれている。
いったい私たちはどこへ向かっていこうとしているのか?

正義感も潔さもない人たちであふれかえり、人の話には耳も貸さず、自分の主張を繰り返す、自己責任だという人は、微塵も責任をとろうとはしない。

一方で、自分で考えることのわずらわしさからその責任と権利を放棄し、大衆迎合とばかりに、人の意見に左右されるひと人。
このままでは、いよいよこの国も終わりかもしれない。

せめて自分の子どもたちには、判断力と生命力を身に付けておかせたい。
日本が破綻するということは考えたくないが、可能性ゼロではない、ということを大前提にした上で、生きる力と知恵を残してやるしかない。

その第一歩は、会社に就職するという行為を当たり前、既定路線などという思考にさせないこと。
雇われの身になると、自分を起きようとする能力、ビジネスを起こす能力が磨かれない。
大震災で立ち上がっているのは自営業の方がほとんどである。

やはりビジネスを通じて、生きる能力が磨かれているからだろう。

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