名所江戸百景

浮世絵師、歌川広重(1797~1858年)の晩年の傑作と言われる「名所江戸百景」。
ほかには見られない、斬新な構図がこの作品の魅力であり、見どころです。

「四ツ谷内藤新宿」では、構図の右半分を馬の大きな後ろ姿が占めています。
左半分には、その向こう側に見える新宿(宿場町)の様子が描かれています。

「深川萬年橋」では手桶とその持ち手部分を額縁に見立てたようなアングルで、しかもその持ち手には、亀がつるしてあるのです。
手桶の隙間からは、富士山や帆掛け船が遠くに見えます。

「猿わか町よるの景」では歌舞伎見物から帰る様子でしょうか、満月が歩く人たちの影をくっきりと落としています。

このように、アングルや小物にこだわり、生活の中の一瞬を切り取ったような作品群なのです。
浮世絵に、写真のような感覚が特徴の作品です。
芸術に触れることは、歴史にも触れるという事なので、感性と知性の一挙両得なんですよね。

こうした浮世絵を目にすると、デザインに対しての感性も磨かれるでしょう。
絵を描くだけでなく、デザインとは機能性も含んだ立体的で総合的な作業です。
ちょっとしたデザインが、大きく目的を達成したり、生涯に渡って役立つことだってありますよね。

デザインという一言の奥深さを知ることは、大切だと思います。

チタンピアス専門店
チタンピアスだけを取り扱っている専門通販ショップ
www.nadeshiko-st.com/

«
»