職人事業

金箔は、金に微量の銀や銅を加えた合金をたたいて、薄く伸ばしたものです。
たった1gの金が、畳一畳分の大きさまで伸ばされます。

箔の厚さは1万分の1mmとも言われ、息をすると飛んでいくほどです。
また、金に配合するそれぞれの金属の量によって、特徴が異なり、色にも違いが見られます。
箔の生産は、金沢市が有名で、そのほとんどを占めています。

金箔は、古くから建築物に使われてきました。
有名なものは金閣寺や豊臣秀吉が作らせた黄金の茶室があります。
ふすまや家具にも使われていましたし、仏像や仏壇など、蒔絵などの美術品にも欠かせないものです。

現在でも内装材として利用されていて、建材として取り入れやすい様に改良がされています。
新しい金箔の使い方では、イタリアのメーカーから発売されている、ガラスと合わせて作ったモザイクタイルがあります。

金箔を使った新しい空間が生まれる可能性を感じます。
金は人を魅了して止みません。

完全に職人による手作りであることから、大量生産は難しいのでしょう。
しかし、エンジニアらは、この職人技を機械化することに使命を感じている人もいるようで、手段はどうであれ、欲しいものが手に入るための工夫は必要なんですよね。

職人による手作り、機械による加工、どちらも品質レベルは同じでなければダメですね。
ただ、職人のオーダーメイドの感覚は、機械では再現できないところが、現実としてあるのではないでしょうか。

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